インシデントアラート
脆弱性悪用確認・修正版あり続報

GitLabに最大深刻度の欠陥、悪用を確認 認証なしでサーバーを不正操作されるおそれ

独自のRubyを組み合わせた環境では、GitLab本体の更新だけでは不十分。Alpine Linuxの攻撃調査で注意点が明らかになった。

対象となる人

GitLab CE/EEを自社運用する管理者。独自Rubyや独自コンテナを使う環境では、GitLabを更新済みでも追加確認が必要です。14

今すべきこと

公式の案内

GitLabを最新修正版へ更新。独自Rubyの場合は開発元の推奨版3.3.13/3.4.12/4.0.9以降も確認し、コンテナ内の実際の版を点検してください。134

初回公表
参照情報の更新
当サイトの確認

押さえたい、3つのポイント

  1. 最大深刻度の欠陥

    CVE-2026-97229はCVSS 3.1で10.0。特定条件下で、認証なしにサーバー上のコードを実行されるおそれ。1

  2. 攻撃に使われている

    CISAが実際の悪用の証拠に基づき、10月29日にKEV一覧へ追加した。2

  3. 独自Rubyは追加の更新が必要

    AlpineはGitLab本体を更新しても欠陥が残ったと報告。公式パッケージ以外では、組み合わせたRubyの修正も確認が必要です。43

公式ソースを確認する

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もう少し詳しく

修正版の読み方
GitLab公式配布版の修正境界は19.2.8/19.3.5/19.4.2。独自Ruby環境ではこの番号だけで判断せず、Ruby開発元の推奨版3.3.13/3.4.12/4.0.9以降への更新も確認してください。134
原因
CI/CD設定で使う正規表現の検証不足により発生する整数オーバーフローの問題です。1
サービス型は修正済み
GitLabはGitLab.comとGitLab Dedicatedを修正済みと説明。自社運用向けに攻撃試行の検知情報も公開しています。1
Alpineの調査結果
攻撃成功の証拠は見つかっていませんが、否定できず環境を再構築。確認済みのパッケージや10月21日リリースの改ざんは見つからず、調査範囲を拡大しています。4
AlpineのGitLab利用者は
gitlab.alpinelinux.orgの再開案内では、パスワード・2要素認証・トークン等の再設定を求めています。この案内は同サービスの利用者向けです。5

10月31日補足・訂正:独自Ruby環境ではGitLab本体の更新だけでは不十分な点を追記しました。Ruby 4.0.9は関連4件を含む推奨版で、本CVE単体の4.0系修正境界は4.0.8です。CVSSは全環境での被害発生を意味しません。

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